軽井沢風越学園の保護者向け「哲学対話」第1回「良い学校って、どんな学校?」

日時
2020年6月18日(木)20:00〜22:00
場所
Zoom(オンライン)
主催
軽井沢風越学園
担当
ワークショップ・デザイン、ファシリテーター
人数
24名
対象
保護者(+軽井沢風越学園スタッフ)
目的

1.  哲学対話(本質観取)を体験する。
2.「良い学校」の本質を見出す(ことを目指す)

内容

・オープニング
・チェックイン
・哲学対話(本質観取)の進め方の説明
・問題意識を出し合う
・事例と共通本質を出し合う
・全体共有
・全てに共通する本質定義と本質契機を見出す
・チェックアウト
・クロージング

一言

もともとは、哲学者の苫野一徳さんがファシリテーターをする予定でしたが、急遽、諸事情により難しくなったため、その代役として、お声がけしていただきました。しかも、実は、このお話を受けたのが、開催の二日前(!!)。突貫工事で一気にプログラムデザインをして、スタッフとの打ち合わせも行い、それで臨むことになりました。とは言え、ちょうど、別の件で、オンラインにおける哲学対話(本質観取)の方法を苫野さんらと開発している最中でもあったので、ベストなタイミングでした。蓋を開けてみると、結果、ものすごく白熱しました。まぁ、まとまらない、まとまらない(笑)でも、「みんな違って、みんないい」や「話し合えて、よかったね」で終わりにしたくなくて、最後まで粘りに粘って、共通了解を目指しました。最後の最後、暫定的に言語化された言葉は、「良い学校とは、関わる存在が尊重し合い、刺激し合い、育み合う、余白がある場」でした。(ちなみに、終わったあと、まだまだ自分自身の「本質観取の力」が足りないなと反省し、フッサールの『イデーンⅠ』を読みはじめました…笑。探究と実践はどこまでも続きます!)