1．「いじめ」の本質を明らかにする。
2．「いじめ」をなくすための本質的なアイデアを出す土台を築く。

・オープニング
・いじめの本質観取の注意点（精神科医・塚原美穂子先生より）
・自分なりの問題意識や目的を確認する
・グループセッション①：事例を出し合い、共有する本質を見出す
・グループ共有
・本質定義と本質契機を見出すコツ（哲学者・苫野一徳先生より）
・グループセッション②：本質定義と本質契機を見出す
・グループ共有
・全体セッション
・チェックアウト
・クロージング

苫野一徳オンラインゼミにおける「本質観取の会」第２回。第１回に引き続き、企画運営全体の幹事を担当しました。これを機に、企画運営チームで60人規模のオンライン上での本質観取の方法を開発。また、準備を進めていく中で、「いじめ」の本質観取をする際の危険性が浮上したことで、できうる限りの配慮のもと実施しました。当日は、時間オーバーで最後の詰めが不十分に終わってしまいましたが、とても有意義な時間となりました。終了時に言語化されていた「いじめ」の本質定義は「独善的／不条理な規範に基づいて、抵抗不可能な仕方で他者の人格・尊厳・存在を毀損・無力化していると共同主観的に確信・信憑される行為」。（ちなみに、終了後の現在も、ゼミ内では続きの議論が行われています）
※フッサールのイラスト：加藤タカシさん（キリヌケ成層圏）から引用