内山節先生の寺子屋「コロナウイルス問題と私たちの社会」第4回【葬送とコロナウイルス下の社会ー関係の断絶は何を生むかー】

日時
2020年7月5日(日)15:00〜18:00
場所
Zoom(オンライン)
主催
延命寺 場をひらくプロジェクト×寺子屋運営チーム
担当
企画運営、ワークショップ・デザイン、ファシリテーター
人数
36名
対象
内山節先生の寺子屋メンバー
目的

哲学者・内山節先生と一緒に新型コロナウイルス問題について考え、対話することで、〈これから〉に備えていく。

内容

・オープニング
・チェックイン
・内山節先生からお話【葬送とコロナウイルス下の社会ー関係の断絶は何を生むかー
・小グループでの感想共有
・内山節先生への質疑応答
・全体セッション
・チェックアウト
・内山節先生から一言
・クロージング
・オンライン懇親会

一言
人間にとっての「死」とは何か。「見送る」という人間的な営みが崩壊しつつあるコロナ下で、私たちはいかにして死者と関係を結んでいけるのか。内山先生の話は、東京の斎場の景色からはじまり、岐阜の山奥で主人の帰りを待ちながら宿を続けるおばあさんの話へ。そこからネズミの弔いの話まで。後半では、今の日本は「上からのファシズム」と「下からのファシズム」が相まって「不気味な統制社会」になりつつある、との話。僕自身も、うっかり「下からのファシズム」に加担してしまわないように、メディアや世間の常識を「一度、疑う」ことを習慣にしていけたらと思います。