教員ワークショップ(第1回|関西学院高等部)

日時
2020年1月21日(火)15:45〜17:00
場所
関西学院高等部(兵庫県西宮市上ケ原一番町1-155)
主催
関西学院高等部
担当
ワークショップ・デザイン、ファシリテーター
人数
約50名
対象
関西学院高等部の教員
目的

教員一人ひとりの〈主観〉をあえて徹底することから、「教育目標」を一から考え直す。

内容

・オープニング
・チェックイン(オープン・センテンス:私が本当に望んでいる学校のあるべき姿は…
個人ブレスト:「あなたは、高校での教育を通して、生徒の『何を』『どのように』(本当は)育みたいですか?」
・グループ共有と分類
・個人のホットチョイス
・ギャラリーウォーク
・チェックアウト(個人の振り返り)
・グループ共有
・全体共有
・クロージング

一言

哲学者・苫野一徳さんのご紹介で、苫野さんの母校でもある関西学院高等部の「教育目標」を作り直すワークショップに携わることになりました。打ち合わせの際、これまでの経緯を聞いていると、どうやら気づかぬうちに(意図せず)トップダウンで進んでしまったのだとか…。そこで、一旦、仕切り直して、「ボトムアップの形で進めていきたい」とのお話を聞かせていただき、改めて「一人ひとりの主観を徹底するところからはじめる」という(これまた)現象学的なアプローチで進めることにしました。当日は、既にある「教育目標」は一旦保留して、括弧に入れて(エポケーして)、私が望む高校のあるべき姿とは何か?私は生徒の「何を」「どのように」(本当は)育みたいのか?など語り合いました。「関西学院高等部としては…」と主語を「私たち」にせず、まずは「私は」で語り合う。そうすることで、先生方一人ひとりがみるみるうちに生き生きしていったように思います。ここでも、現象学の発想が活きました。