実践の哲学に生きる 〜 ドゥルーズにおけるスピノザ / フッサールの現象学的還元 〜

日時
2020年9月5日(土)14:00〜18:00
場所
Zoom(オンライン)
主催
佐々木 晃也 × 古瀬 正也
担当
企画運営、発表、ファシリテーター
人数
27名
対象
一般者
目的

1.実践と哲学の関係についての理解を深める。
2.自分の実践の現場に役立つようなヒントを掴む。

内容

・オープニング、場へのチェックイン(15分)
・佐々木晃也からの発表「ドゥルーズにおけるスピノザ〜実践とは何か〜」(発表40分+質疑応答20分)
・休憩(5分)
・古瀬正也からの発表「フッサールの現象学的還元〜ワークショップに現象学を活かす〜」(発表40分+質疑応答20分)
・休憩(10分)
・佐々木晃也 × 古瀬正也 クロストーク(30分)
・小グループにおける感想共有と意見交換(20分)
・全体セッション(30分)
・場からのチェックアウト、クロージング(10分)
・終了後の余韻・雑談時間(30分)

一言

学部時代からの旧友であるヘルメこと佐々木晃也との自主企画イベント。それぞれに、自分の中で、その時、最もホッな探究テーマを思っきり発表させてもらいました。彼は「ドゥルーズにおけるスピノザ〜実践とは何か〜」を。僕は「フッサールの現象学的還元〜ワークショップに現象学を活かす〜」を。正直、研究の領域では、あまり「ドゥルーズ – スピノザ」と「フッサール」が一緒に並ぶことはなく、珍しい組み合わせでもありました。クロストークで、両者の接点を…とも思っていたのですが、結局、ある概念とは、大きな概念体系の中に位置づけられて初めて(意味を発揮し)存在するわけでもあるので、安易に両者に橋をかけることまでは、このイベント内ではできなかったように思います。でも、個人的には、「ドゥルーズ – スピノザ」の世界観はとても好きで、「フッサール」の世界観も大好き。全く違うようで、でも、全く同じことを、違う概念体系の中で言い表しているだけなのかもしれません。まだまだ、うまくはクロスしない。でも、いつか明瞭にクロスさせられる日が来ることを願って、一回目の試みとしておこうと思います。ちなみに、この会での僕の発表部分に関しては、動画で切り売りもしています。興味のある方は、こちらからどうぞ。→ BASE