平山小学校公開研究会

日時
2020年2月19日(水)13:00〜16:30
場所
日野市立平山小学校
主催
日野市立平山小学校
担当
ワークショップ・デザイン、ファシリテーター
人数
約60名
対象
日野市立平山小学校の教員、日野市内の教育関係者、保護者
目的

公開授業を通して感じたことや思ったことを共有し合い、一緒に振り返りをすることで、次につながるアイデアと明日につながる活力を得る。

内容

・オープニング
・軽井沢風越学園の岩瀬直樹先生(校長・園長)からのお話「授業の振り返りのまえに」
各授業でサークルを作って授業の振り返り
(1)授業者からホットな一言
(2)個人ブレスト:「わかりにくかった点や理解できなかった点に対する質問」「よかった点の指摘」「よりよく改善するための質問」を付箋に書き出す。
(3)ペアで共有と分類
(4)サークル内で全体共有
(5)サークル内で授業者中心に全体トーク
・グループで感想共有
・全体共有
・わくわくプロジェクトからの発表
・軽井沢風越学園の岩瀬直樹先生(校長・園長)からのお話「授業の振り返りを終えて」
・クロージング

一言

公開授業のあとの協議会のワークショップデザインとファシリテーターを担当しました。今回の公開授業は、1年生の国語、3年生の英語、6年生の社会、6年生の算数、わかくさ学級の国語、の全部で5つ。それぞれに「学びの個別化・協同化」の観点を取り入れた形での実践。参観者には、参観したい授業を一つ決めてもらい、じっくり観察してもらいました。協議会では、それぞれに参観したグループに分かれて、サークルになって進めました。まずは、授業者からホットな一言をいただき、そのあとは、参観者が「わかりにくかった点や理解できなかった点に対する質問」「よかった点の指摘」「よりよく改善するための質問」の3つの視点で付箋に書き出し、そこから、ペアで話したり、全体で話したりする、という形で進めました。(ちなみに、この3つの観点は、今回の講師の岩瀬直樹さんと、吉田新一郎さんの共著『シンプルな方法で学校は変わる』からヒントを得ています。)振り返りの時間とは、ダメ出しの時間でもなければ、単なる反省の時間ではありません。次に向けて、より良くしていくための「学びの時間」です。この日の協議会は、まさに、良き学びの時間となったように思います。シンプルに授業でやったことを、授業者本人と参観者で丁寧に振り返るということ、本当に大切だなと感じました。