価値観の多様性が高まり、唯一の答えがない現代社会において、「対話」の必要性はますます高まっているように感じます。
私が「対話(ダイアローグ)」という概念に出逢ったのは、今から12年前のこと。それからずっと、さまざまな「対話の場」をつくってきました。そうして、気づけば、対話の場をつくること、その場をファシリテーションすることが、仕事になっていきました。
今年で「古瀬ワークショップデザイン事務所」は開業8年目になりますが、2020年から改めて「対話に生きる」ということを軸に活動していくことを決めました。
そこで、先人の知恵や私自身の全ての経験を含め、今一度、「対話とは何か?」ということに向き合いなおし、自分なりの定義を定めました。
このワークショップでは、その定義をお伝えするとともに、実際に「対話に生きてみる」ことをやってみようと思います。
いくら頭で「対話」を理解したとしても、実践することはなかなか難しいものです。例えば、泳ぎを習得する際も、頭で理解しただけで泳げるわけではありません。実際に泳いでみてこそ、はじめて「泳ぐ」ということが深く理解されるのだと思っています。
ぜひ、皆さんのご参加を心よりお待ちしております。