2014年2月21日、マイナビ主催の高校生・大学1〜2年生を対象にした講座「MFC放課後講座」で、『行動力を身につける!学生時代を輝かせる生き方講座』というタイトルで、講師を務めました。
講座の一部では、「コミュニケーション講座」と題して、アイスブレイクを3つ行い、そこで起こった出来事を振り返って、気づいたことを共有してもらって、その後に、僕の方から、「コミュニケーションの基礎」を図式化しながら、簡単にレクチャーをしました。
アイスブレイク(1)「9マス自己紹介」では、自分自身の情報をどれだけ認識しているのか、そして、その中でも8個選ぶ時、何を基準に選ぶのか。
【コミュニケーションとは、情報のやり取りである】
という「コミュニケーションの基本」を理解してもらいました。また、相手の情報を8個知ることで、相手に興味や関心が高まったり、緊張感が下がったことに気づいた人もいました。
アイスブレイク(2)「カードでチーム分け」では、4枚で1つの絵になるカードを1人1枚貰って、他の人には見せずに、コミュニケーションして、同じ絵柄になる4人のチームになる、ということを行いました。
自分の持っている情報を、いかに、相手に正確に伝えるか。そして、相手の持っている情報を、いかに、聞き出すかが、このアイスブレイクのポイントになります。
例えば、上のクマの頭の部分を貰った人は、「耳が丸い」からと言って、「クマだと思うんですけど…」と言い始めると、実は、失敗する。
要するに、耳が丸くても、クマかどうかは、わからない。自分の得ている情報を、正しく、正確に伝えるとしたら、そこに書かれている情報をありのままに伝え、自分の解釈や意味づけを付けないことが重要である。
この「カードでチーム分け」では、【自分の持っている情報をいかに相手に正確に伝えるか/相手の持っている情報をいかに聞き出すか】ということのコミュニケーションの動的な基本部分を体験してもらいました。
最後のアイスブレイク(3)「Yes,and…」では、【会話をしながら、人は次の話題を考えたり、実は、違うことを考えているものである】ということを体感してもらいました。
講座の二部では、「行動力を身につける!学生時代を輝かせる生き方講座」と題して、僕の高校時代から、今に至るまでの話をさせてもらいました。
最初は・・・
から始まり、
高校のサッカー時代の話から入っていきました。
で、結局、第一志望の大学受験に失敗して、
それを契機に、偶然、立ち寄った本屋で高橋歩さんの本に出逢って、
すぐさま、本人に会いに行ったこと。
その後、唯一受かった駒澤大学に入ってから、
友人から情報を聞きつけ、中村隊長に会いに行ったこと。
そして、その後、てんつくマンに出逢い、
環境活動に参加していったこと。
などなど、時系列順に話していきました。
で、大学の授業や課外活動の影響から、社会問題に関心を持ち始め、
なんとかしたい気持ちが高まっていくわけです。
そして、
「なんで、問題はなくならないのか?」
「根本の原因には、何があるののか?」
と、もやもやしている中に、出逢ったのが、
ワールド・カフェでした。
異なる価値観がすり合わさっていく「対話」を経験し、
面白かったから、二週間後に、自ら、ワールド・カフェを開催。
これまた、面白かったので、二回、三回と開催していきました。
「もはや、これは、全国に行くしかない!」となって、
47都道府県でワールド・カフェを開くプロジェクト
「日本一周ママチャリキャラバン」が始まります。
そして、旅から帰ってきたのが、大学4年の9月。
もっと、「社会」について勉強したいということで、
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科を受験し、進学。
気づいたら、ワールド・カフェやワークショップを、
何百回もやっている人になっていて、それが、仕事になった。
とさ。ちゃん。ちゃん。
という感じで、ざざざっと、搔い摘んで、
僕の高校時代から今に至るまでを、駆け足で話したのでした。
講座後には、「よかったら、飯いこーぜ!」
と呼びかけたら、8人も来てくれて、いろんな話ができました。
そして、アンケートを後から頂きましたが、
「大変満足:9名、満足:3名」の評価を頂き、
記述の感想部分にも嬉しい言葉がいくつもありました。
一部を以下に紹介します。
少しでも、何かのヒントや学びになってもらえたのであれば、
僕としても、幸いです。
今回、このような機会を与えてくれたマイナビさんにも感謝したいし、
話を聞いてくれた高校生と大学生にも感謝です。
この出逢いが、また、次の“何か”に、お互い、
つながればいいなと思います。