2014年2月5日は、「TURNSカフェvo
今回の地方ゲストは、「北海道浦河町」で活躍されている
ただし、話題の流れの型は、あまり決めず、流れで進めて
◎地方では、人員が限られているから、都会と比べると、“分業”という要素が弱い。
◎その分、みんな、一人でやれる範囲が広い。(むしろ、やらざるを得ない!)
◎ただ、どうしても、自分にできないことは、お互いに助け合い、補完し合う。
◎そうすることで、お互いの関係性が、ゆっくりと育まれていく。
◎浦河町は、実は、(僕にとっては)「都会」でもある。
◎「都会」と「地方」という概念は、絶対的ではない。相
◎地域に溶け込む最初のステップは、町民も「面白い!」と思えるイベントを開
◎面白い場を開けば、人は来る。リピーターになる。そして、顔見
◎そうして、やっと、「◯◯が困ってる」「◯◯をやって
◎町に溶け込むには、地道な、関係性の積み重ねの連続で
◎手間もかけず、地域をおこせるはずもない。小さなこと
◎「昔からのまちづくり団体」(第一波)⇄「Uターンの村下さんのまちづくり会社」(第二波)⇄「地域おこし協力隊」(第三波)というように、古くから地域で活動されている方々から、最近のIターン・Uターンの若者まで、ちゃんと繋がっていることが大きい。
◎「地域おこし協力隊」としては、間に「コーディネーター的存在」として、「村下さん(まちづくり会社)」が居ることは大きかった。スムーズに、地域に溶け込んでいけた。
3名の話を聞きながら、最後には、参加者からも質問を設けたのですが、その中の一つに、こんな質問があった。
「ぶっちゃけ、何が、面白いんすかっ?」
「どういうモチベーションで、浦河にいるんすか?」
会場が、一気に、ざわめいた。そして、なぜか、笑いが起こった。
そして、こんな回答が返って来た。(メモに残っているものだけですが…)
「一緒に働きたい人がいたから」
「昔からまちづくりをしている人の喜ぶ顔が、単純に、見たいから」
「“自分が求められている”ということが良い(モチベーションになる)」
「やっぱ、野菜が美味しい」
僕が、個人的に感動したことは、「町を!」とか「社会を!」とか「地域の問題を解決するんだ!」とかではなく、ただ、単純に、目の前の想像できる人を思い浮かべながら、「あの人に喜んでもらいたいな」とか、「ウェブ作るの困っているから、やろうか?」とか、そういうことがモチベーションになっていることが、すごく、いいなと思いました。
そして、最後には、参加者同士で、ワールド・カフェをや
問いは、以下の二つ。
問い(1):「いま、地方で働くということの可能性と魅力は何でしょう?」
問い(2):「実際に地方で働くためには、何が必要でしょう?」
今回、僕自身は、ワールド・カフェの場には入らなかったので、どんな話の展開になったのかの詳細は分かりませんが、人によっては、「どこで住むのか?」「どこで生きるのか?」「どこで何をしたいのか?」ということに“自分事”として深く向き合える時間になった、という参加者もいました。
改めて、対話は、ある種の、危険な遊び、だと思いました。問う、ということは、現実を疑う、ということでもあります。問うことで、揺らぐ現実。真剣に自己と向き合うことは、時には、良いこともあれば、自分を苦しめることもあるものです。「良いか」「悪いか」の判断ではなく、ただ、「問う」ということに、そのような「秘めた力」がある、ということです。
まだまだ、ワールド・カフェは、日本に広まりつつある過渡期ですが、より良い使われ方が広まっていけばいいなと思います。