ワークショップデザインとは
WORKSHOP DESIGN

ワークショップの意義

ワークショップとは

最近、よく耳にする「ワークショップ」という言葉。
実は、日本で広く活用されるようになったのは90年代のことです。例えば、「ワークショップ」の定義には、以下のようなものがあります。

「講義などの一方的な知識伝達のスタイルではなく、
参加者が自ら参加・体験して共同で何かを学びあったり創り出したりする学びと創造のスタイルである」※1
「構成員が水平的な関係のもとに経験や意見、情報を分かち合い、身体の動きを伴った作業を積み重ねる過程において、集団の相互作用による主体の意識化がなされ、目標に向かって集団で創造していく方法」※2
「主体的に参加したメンバーが恊働体験を通じて創造と学習を生み出す場」※3
つまり、ワークショップは一方的ではなく、双方向的な“場”や“手法”の総称のことを指します。

そして、ワークショップと呼ばれる“場”や“手法”には、
「参加」「体験」「相互作用」「恊働」「創造」「学習」「主体的」などの特徴を備えているものだと、
ひとまず、理解しておけば良いでしょう。

※1 中野民夫『ワークショップ—新しい学びと創造の場』岩波新書(2001)
※2 木下勇『ワークショップ:住民主体のまちづくりへの方法論』学芸出版社(2007)
※3 堀公俊、加藤彰『ワークショップ・デザイン』日本経済新聞出版社(2008)

ワークショップデザインとは

このようなワークショップの“場”や“手法”をデザインすることが「ワークショップデザイン」になります。ここで言うデザインとは、広義の意味として、
「ある一定の意図に基づいて、その実現をめざして、計画・設計する行為」のことを指しています。

つまり、「ある一定の意図に基づいて、その実現をめざして、ワークショップを計画・設計する行為」を
ここでは「ワークショップデザイン」と考えています。

職業としてのワークショップデザイナー、ファシリテーターの必要性

また、このようなワークショップをデザインする人を「ワークショップデザイナー」、
当日のワークショップを司会進行する人を「ファシリテーター」と呼んでいます。
そして、このような人たちが、現代社会では急速に求められています。ただ、ひたすらに、経済成長という大きな目的に向かって突き進んでいる間には、
一定の成果も見え、正しいレールが敷かれているようにも思われていました。
しかし、現代では、一つの答えのない不確実な時代となっています。

だからこそ、誰かに与えられた答えではなく、一人一人が主体的に考え、
経験や知恵や価値観を出し合いながら、様々な課題にみんなで対処していく必要があります。

このようなことからも、今後、ますます、職業としての「ワークショップデザイナー」や
「ファシリテーター」のニーズが増えていくと考えられます。

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